悪化していた関係が良くなることもある
人生も夫婦関係も山あり谷あり。
いい時もあれば悪いときもあります。
いい時を通り過ぎたらどんどん悪くなっていって、そのまま終わってしまうということもあるでしょうし、なんとか持ちこたえたら、またいい関係が戻ってくるということもあるでしょう。
例えば、夫婦関係が悪化して「あ~、もうやだ。別れたい・・」という状態が続いた後に、関係が持ち直し「あのとき別れなくてよかった・・」となるケースもあったりするわけです。
でね、より良い未来というか選べる選択肢をつぶさないために気をつけた方がいいことっていうのがあると思っておりまして・・。
未来の可能性をつぶさないために気をつけた方がいいコト
それは、関係が悪化しているときの暴言です。
関係が悪化しているときには、態度も悪くなりがちですし、暴言も放ちがちになります。
態度が悪いのも暴言も、もちろんどっちもよくはないのですが、より気をつけた方がいいのは暴言の方ですね。
なにしろ、口から出た言葉は政治家でもない限り、撤回もごまかしもきかないからです。
それが、相手にとって決定的な言葉であれば、ジ・エンドになりかねない。
態度の方はね、言葉のように考えていることがクリアになったりはしませんし、「体調が悪くて」とか「ちょっと精神的につらい状況で」といった取り繕いようもまだありますからね(もちろん程度問題ではありますが・・)。
それに、相田みつをじゃないですけど、人間だもの。
不満や葛藤があるときには、どうしても態度には出てしまうもの。
ただ、どうしても態度に出てしまうというときでも、別れる決意や覚悟ができているというわけではないのなら、グッとこらえて暴言は吐かないように気をつけましょう。
言ってはいけない「危険な言葉」
でね、暴言というわけではないのですが、関係が悪化しているときに、これは気をつけた方がいいなぁと思う「危険な言葉」というのがあるんですよ。
それが何かと言いますと・・
「あなたのことはもう信じられない」
「あなたのことはもう信用できない」
これは女性のご相談者様からお話をおうかがいしている中で感じたことなのですが、この言葉は相手によっては性格や態度の「豹変」を招きかねない「危険な言葉」です。
というのも、関係が悪化しているときに、夫婦の間でなんらかのトラブルが発生して、妻が夫に「あなたのことはもう信じられない」といったようなことを言った後、夫の方が本当にひどいことをするようになってしまったということがわりと起こっているんですよね。
性格や個人差もありますから必ずそうなるというわけではないでしょうし、「もう信じられない」と言われて信頼を取り戻そうと奮起する人ももちろんいるとは思いますが、「もう信じられない」と言われたら、「じゃ、もういいや」とばかりに本当にひどいことをするようになってしまう人もいるということですね。
別れる決意や覚悟ができている状態でなら別に構わないかと思うのですが、そうでないならたとえ本当にそう思ったとしても「あなたのことはもう信用できない」「あなたのことはもう信じられない」と口に出してしまうのはグッとこらえた方がいいかもしれません。
「注意一秒、怪我一生」「口は災いのもと」
特に関係が悪化しているときには、自分の口から出る言葉には要注意です!