夫の不倫・浮気発覚後のやり直しで気をつけたいコト(その1)- 夫に感情をぶつける –

男性の胸ぐらをつかんで、その男性を責めている女性


前回の記事前々回の記事と、
不倫・浮気からのやり直しについて
書いてきました。

 

不倫・浮気からのやり直しにあたって、
まず必要なことは、
夫の不倫・浮気によって
溜め込むしかなかった苦しい気持ち、
辛い感情を「吐き出す」こと。

 

また、
「吐き出し」をしないままでいると、
どんなことが起きてくるかを、
この2つの記事で見ていきました。

 

ただ、その大切な「吐き出し」にも
落とし穴がありまして・・・。


それが何かと言いますと、
それは、その吐き出す相手に、
不倫・浮気をした張本人である
夫を求めてしまいがちなこと。

 

もっとストレートに言うと、
不倫・浮気をした夫に対して、
溜め込んできた感情を
ぶつけてしまうことですね。

 

「落とし穴」と表現したように、
離婚するのではなく、
やり直したいのであれば、
私はこれはしない方がいいと思っています。

 

理由は2つ。

ひとつ目の理由は、
通常の場合、
夫はそれに耐えることができないから。

ふたつ目の理由は、
自分がモンスター化していってしまう
おそれがあるから。

 

今日は、
このうちのひとつ目の理由について、
お伝えしていこうと思います。

 

私が、
夫の不倫・浮気によって溜め込んだ
感情の「吐き出し」を
夫を相手にしない方がいいと思う
理由のひとつは、
「夫がそれに耐えられない」
と思うからです。

 

心を傷つけられたのは、
夫の不倫・浮気のせいなのだから、
本当はそれを思いっきり
夫にぶつけてやりたいですよね。

 

そのつらい感情や苦しい気持ちを、
もし夫が、誠実な態度で
真正面から受け止めてくれたなら、
どれほど心の傷も癒されるだろうか・・・、
とも思いますよね。

 

私も本当にそう思います。

 

ただ、実際に、
苦しい妻の思いを真正面から
受け止めることができるのは、
本当に少数、
いるかいないかのレベルの
少数なのではないかと思います。

 

「自分の不倫・浮気のせいで
 人のことを傷つけておいて、
 どうしてそんな簡単なことも
 できないの?」

って思いますか?

 

それは、夫の方は夫の方で、
不倫・浮気が発覚したことで、
自分の身を守ることに精一杯、
自分のことでいっぱいいっぱいに
なっちゃってるからです。

 

不倫・浮気が発覚したことは、
もちろん妻にとっては
大ショックなことですが、

張本人である夫にとってもショッキングな
出来事であることには間違いなく、
しかも、
それは同時に大ピンチに陥っている
状態でもあるワケです・・・。

 

そんな余裕のない切羽詰まった状態では、
妻からの感情の吐露に
逆ギレしてしまうのが関の山で、

真正面から妻の感情を受け止める
なんてことは、すごくハードルの高い
ことだったりするんですよね、
実は・・・。

 

「いやいやいやいやいや。

 大人の男なんだから、
 最低限、やったことの後始末くらい
 ちゃんとしてくれなきゃ。

 自分のしでかした不倫・浮気なんだから、
 それによって傷つけた妻からの
 ” 責め ” くらい受け止められないで
 どうすんの?」 

 

ここまで読まれて、
こんなふうに思われた方もいますよね。

 

確かに・・・。

大人の男だったら、
やってしまったことについて、
責任くらいはしっかりと
取ってもらいたいですよね。

傷つけた妻に対して、
きちんと謝罪をして、
その後の気持ちのフォローをしていくのも、
果たすべき責任のひとつ
といえるでしょうしね。

 

でもね・・・。

この「大人の男」ってフレーズ、実は、

「大人の男だったら、きちんと」とか、
「大人の男として、ちゃんと」

とかいう感じで、
ご相談者様からもよく出てくる
フレーズではあるんですが・・・。

 

ここで確認をしなくちゃいけないのは、
あなたの夫は、
本当に「大人の男」ですか?
というところですよね。

 

あなたの夫が、
本当に「大人の男」なのであれば、
「大人の男」としての責任を
負わせても潰れないでしょうが、

もし本当は「大人の男」までいかない
「大人未満の男」だったら?

 

背負いきれなくて、潰れちゃいますよね。

 

まぁ、
何をもって「大人の男」というのかは、
人によって変わるのかもしれませんが、

ここでは
「自分の行動の責任を取れる男」を
「大人の男」としますね。

 

その場合、「大人の男」は、
まず、安易に不倫・浮気には
手を出さないでしょう。

 

自分が不倫・浮気に手を出してしまえば
妻や子、不倫・浮気相手との間に
何が起こるのか?

それによって誰(何)に・どんな影響を
与えることになるのか?

発覚したらどうなるのか?

 

それらをきちんと考えて、
起こり得る結果
(もちろんリスクを含めて)を
自分で引き受けられると覚悟して、
不倫・浮気に踏み込む。


「自分の行動の責任を取れる」って、
そういうことですよね。

 

そんなふうにして
不倫・浮気に踏み込んだとしたら、
それはもう、
浮気ではなく本気ですよね。

本当の「大人の男」の不倫・浮気なら、
妻には慰謝料を支払う覚悟で踏み込んで、
もうきっと戻ってはこないでしょう。

 

ということはですよ、

後のこともそれほど考えず、
安易に不倫・浮気に走った
「大人未満の男」に、

「大人の男」としての責任を
負わせようとしても、
それは、土台無理な話なのです。

 

だから、もし、
あなたが離婚するのではなく、
やり直しを望んでいるのなら・・・。

あなたの夫が
本当の「大人の男」でない限り、
夫を相手に辛い感情や苦しい気持ちを
ぶつけることは
しないことをお勧めします。

 

夫は多分その状況に
耐えられないでしょうし、
ひどい場合は、逆に夫の方が
被害者意識をつのらせるように
なってきちゃいますからね。

 

離婚ではなく、
やり直していきたいのならば、

酷なようですが、
自分の感情を整えることは

「夫の責任」ではなく、
「自分の領分」と捉えて、

夫を相手にする以外の方法で
「吐き出し」をしていくことを
お勧めします。

 

あくまで、離婚ではなく、
やり直したいのならば、
の話ですけどね。

 

あ、あと、
「大人の男」か否かに、
年収とかは関係ありませんからね。


いくら高額の給料を
稼いできてくれているとしても、
それだけで「大人の男」認定しちゃ
ダメですよ。

 

次回は、
『自分の感情を整えることは
「夫の責任」ではなく、
「自分の領分」と捉える』

ことに関連しての内容で、
夫を相手に「吐き出し」をしない方がいい
理由の2つ目について
お伝えしたいと思います。

 

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