スズメに学ぶ「誰かのせいで不幸にならないための心持ち」

綺麗な飛行機雲が伸びている青い空


今(2018年)、
NHKの朝の連続テレビ小説で
「半分、青い。」
をやっています。


もう9月なので、
もうすぐ終わってしまいますが、
この作品、
ネットなどでは批判であふれてますね。

 

ちょうど1ヶ月くらい前に、
ある友人と
「『半分、青い。』観てる?」
という話になったときも、

その友人は
「ひどい話だと思う。」
って言ってました ^ ^ ;


その友人が「半分、青い。」を
嫌いな理由は、
「ヒロインのスズメみたいな人が
 嫌いだから」
ということでした。

 

ちなみに、私はと言うと、
「半分、青い。」大好きです ^ ^


スズメちゃんみたいな人も大好きです ^ ^ 

 

そんな友人とのやりとりもあり、
ふと思ったのですが、
この作品の好き嫌いって、

ヒロインのスズメちゃんを
好きか嫌いかによって、
かなり左右されるんじゃないですかね。

 

スズメちゃんを嫌いな方は、
スズメちゃんの言動に
イラつきながらドラマを観るわけですから、
そりゃ作品を楽しめなくても
無理ないですよね。

 

そのスズメちゃんを嫌いだという友人に、
「スズメちゃんの
 どんなとこが嫌いなの?」
と聞いてみたところ、

「自分勝手なところ」
と言っていました。

 

まぁね、確かに、
スズメちゃんは人の目を気にしたり
周りへの忖度とかは一切なしに、

自分の心にのみ従って突き進むので、
それを「自分勝手」と見る人も
多いんだろうな・・・と思います。

 

事実、
スズメちゃんを好きな私でさえも、
観ていて「おいおい・・・」って
突っ込みたくなる言動や、

「いやいやいや~」って思う言動が
満載ですからね。

(ま、だからこそ、観ていて
 「痛快」っていうところも
 あるんですが ^ ^ )

 

そんなスズメちゃんを、
私が好きな理由はいくつもあるのですが、

この間、登場人物の一人で、
スズメちゃんの幼馴染でもあるブッチャーが、
そのひとつについて
ドラマの中で的確に話してくれていました。

 

で、
私がスズメちゃんを好きな理由を
挙げる前に、

「半分、青い。」の現在の状況を
少し解説いたしますと……、

 

スズメちゃんは離婚をして、
東京から生まれ故郷の岐阜に
戻ってきています。

祖父の仙吉さんから
五平餅の作り方の極意を伝授され、
実家のつくし食堂の2号店として
五平餅をふるまう「仙吉カフェ」を
任されてオープンさせました。

 

ところが、
ケント君(つくし食堂の従業員)の
婚約者の麗子(ブッチャーの姉)が

「ケントと一緒に働きたい」と
仙吉カフェに乗り込んできたことで、

「仙吉カフェ」は、
庇を貸して母屋を取られたような状況
になってしまいます。

 

そんな中、
スズメちゃんの娘のカンちゃんは、
フィギュアスケートの
浅田真央選手に憧れて
スケートを始めることを
熱望していました。

 

ところが、
岐阜からでは
名古屋のリンクに通わせるのも難しく、

スズメちゃんが頭を悩ませていたところに、
有力な選手は
名古屋か神宮のリンク出身
であることが多いということを知って、

スズメちゃんはカンちゃんを
神宮のリンクに通わせることを
検討していたのでした。

 

と、こんな状況の中での、
以下↓ 「喫茶ともしび」での会話。


(「喫茶ともしび」のカウンターで、
  集まっている数人が飲んでいる)

喫茶ともしびのママさん : で、なぁに、今度はスズメちゃん、何たくらんどる?

 

律 : あいつは、また、東京、行く気や

 

ママさん : この前、出戻ったばっかやん

 

麗子 : 私、少し心が痛みます。仙吉カフェを私とケントで占領しちゃって。(…途中省略…)、スズメさん、居場所が…

 

ブッチャー : いやぁ~、姉ちゃん、大丈夫。アイツに消去法はない

 

なおちゃん(スズメの幼馴染でブッチャーの奥さん) : ん?どういうこと?

 

ブッチャー : いや、仕方ないからこうするっていうのは、アイツの辞書にはない。東京へ行く理由は、たったひとつや。カンちゃんに、何があっても神宮でスケートやらせたかったんだと思う。

 

なおちゃん : うん、そやな。

ママさん : そやな。

 


 

これは、
スズメちゃんが
また上京しようとしていることについて、
みんなで話してる場面なのですが、

スズメちゃんの仙吉カフェを
ケントと乗っ取ってしまった形の麗子が、

 

「スズメさんが東京に行くのは
 私のせいで居場所がなくなっちゃった
 からかもしれないんですぅ~。
 だから、少し心が痛いんですぅ~」

 

と分かりやすく健気な発言をしたときに、
ブッチャーが、

「いや、違う。
 アイツに消去法はない。
 仕方ないからこうするっていうのは
 アイツの辞書にはない
。」

とスズメちゃんの本質を
言ってのけたわけです。

 

そうなのです!

私が大好きなのは、
スズメちゃんのそういうところ。

 

どんなときも、
自分で選んで自分で決めて進む。


それは、
いい時やうまくいっている時
だけじゃなくて、

つらい時、苦しい時、悲しい時、
どん底の時もそう。



漫画家を続けていくことを
諦めたときも、
仕方なくではなく
「私は自分の人生を晴らしたい」
と自分で漫画家をやめることを選んで、
自分で決めて進む。

 

大好きだった
旦那さんの涼ちゃんに
離婚してほしいと言われたときも、

「今でも(涼ちゃんに)
 恋し続けているから
 戻ってきてほしい」と告げた上で、

それでもそれが叶わないと
分かったときには、

「さようなら、涼ちゃん」

と、自分で別れを選んで進む。

 

だから、
どんなことになっても、
誰かのせいで不幸になったりしない

 

前にまだスズメちゃんが
漫画家の卵だった頃に、
律が、スズメちゃんを心配する
正人君(律とスズメちゃんの友人)に

「アイツはいつだって大丈夫だよ」

と言っていたこともありました。


この「いつだって大丈夫」なところも、
私がスズメちゃんの好きなところ。

 

でも、実際には、
スズメちゃんにも大丈夫じゃない時は
いっぱいありました。

 

漫画家としての再起をかけて
必死に作品作りに取り組んでいるものの、
うまくいかなくて
もがき苦しんでいるさなかに、
運命の幼馴染の律が
他の女性と結婚してしまったり・・・。

 

三十路を前に、
20代をかけて打ち込んできた
漫画家を続けることを諦め、

「職歴なし」で
風呂なしのボロアパートに住みながら、
時給750円の100円ショップ勤務で
生計を立てることになったり・・・。

 

大好きなダンナさんの涼ちゃんから、
まだ幼い娘のカンちゃんが
いるにもかかわらず、

「映画監督になりたいから、
 家族はジャマになる」

という理由で、
離婚を宣告されてしまったり・・・。

 

実際、この大丈夫じゃないときには、
スズメちゃんも苦しさにのたうち回って、
周囲に暴言を吐きまくったり
したこともありました。

 

でも、人間だもん。

生きていれば、
こんなに悲しいことや苦しいことが
あるのかって
ビックリするくらい
つらいときもあるよね。

 

そういうときに、
スズメちゃんが泣きはらして
暴言を吐いてる姿には、
ストレートに心揺さぶられました。

 

でもね、それでも、
やっぱりスズメちゃんは最終的には
「いつでもどこでも
 何があっても大丈夫」なのです。

 

それは、多分、
ブッチャーが言うように、

アイツに消去法はない。
 仕方ないからこうするっていうのは
 アイツの辞書にはない
」から。

 

そして、これは、
誰かのせいで不幸になったりしない
「幸せな自分でいる」
ためのコツでもあるような
気がします。

 

「仕方ないからこうする」のか、
「現状で採れる選択肢の中から
 自分にとって最良と思えるものを選ぶ」
  =「自分でしたいからする」のか。


「他に選択肢はなくて
 こうするしか仕方ない」
って思える状況でも、

実際には他の選択肢って
あったりするんですよね。

 

少なくとも自分の決断について、

「仕方ないからこうする」
とするのか、

「現状で採れる選択肢の中から
 自分にとって最良と思えるものを選ぶ」
  =「自分でしたいからする」とするのか、

それを選ぶことはできるはず。

 

そんなこと
「きれいごと」とか
「おめでたい」とか
思う方もいるかもしれませんね。


でも、もし気が向いたら、
日々の「仕方ない」ことで、
ちょっと試してみてください。


「自分で選んで、自分で決める」と
誰かのせいで被害者になることも
日々のストレスも
減っていくはずですから ^ ^

 

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