「人に優しく」したいなら・・

去年(2019年)の
7月から9月にかけて
NHKで放送されていた
「これは経費で落ちません!」の
続編がポシャってしまった
というネットニュースを
2、3日前に見かけました。



このドラマ、
すごく面白かったので、
残念至極です・・。



といっても、
私はリアルタイムで見たのではなく、
去年の年末に再放送されていたのを
ダンナが録画したのを、
つい最近になってから
一気見したんですけどね。



悲しいことに
第1話から第3話までの録画が
消されてしまっていたので、
第4話から最終話の第10回までを
「私の家政婦ナギサさん」で
多部ちゃんの可愛さに
やられてしまったウチの子と一緒に
一気に観ました。



いや~、
多部ちゃんは今が旬なのでしょうね。
ダンナが録画して見ていたのを
チラ見しただけですが、
「私の家政婦ナギサさん」の
多部ちゃんは
本当に綺麗で可愛いですね。



で、多部ちゃんの可愛さについては
このくらいにして、
話を「これは経費で落ちません!」
に戻しますと、
ドラマそのものも面白かったんですが、
毎話の終わりに流れる主題歌
(『どうしますか、あなたなら』
 作詞 作曲:阿部真央)
にもすごく心惹かれたんですよね。



でも、
ドラマを見ながら
聞いているだけだと
歌詞がちゃんと聞き取れないので、
どんな歌詞なのかを
ちゃんと知りたくなって、
調べてみたところ・・

「やっぱりいい歌詞だなぁ・・」

ということで、ここで
少し引用させてもらいますと・・


「良い自分」で居たいと思うほど苦しい
こうあるべきだと ずっと信じてきた
大人になる度 間違えられなくて
甘えることなど もう忘れていた

綺麗な丸をもらえても
それ本当に欲しいのか?
私が目指してきたものは
果たして正しかったのか?
違うかも

完璧な自分を諦める勇気を
ダメな自分も愛せる生き方を
それなりの昨日が連れてくる明日は
きっと これまでのどの私とも違う顔
道はすでに開いてる
時は来た さぁ今
踏み出さねば分からないよ
どうしますか あなたなら

「どうしますか、あなたなら」 作詞 作曲:阿部真央



“少し”じゃなくて、
1番丸ごとの引用に
なってしまいました・・ ^ ^ ;



で、私がこの歌詞の中でも
特に好きなのが、

♪綺麗な丸をもらえても 
 それ本当にほしいのか?♪
と、

♪完璧な自分を諦める勇気を
 ダメな自分も愛せる生き方を♪


2つのフレーズです。



♪綺麗な丸をもらえても
 それ本当にほしいのか?♪


の方は、自分のことでってよりも
子どものことでハッとさせられる感じ。



子どもが何かしらの活動で
“ 綺麗な丸 ” なんかをもらってくると、
親の方が嬉しくて、
また“ 綺麗な丸 ” を
もらってこさせるために
頑張らせようとしちゃったり、
親がほしいと思ってる
“ 綺麗な丸 ” を子どもが
もらってくるように仕向けたり・・。



子ども自身も、
その “ 綺麗な丸 ” をほしがって、
それに向かって頑張ってるぶんには、
何も問題ないんでしょうけどね。



ただ、私自身、「うっ・・」と
思い当たることがあり、
なんかグサっと刺さっちゃいまして、

「私は、この “ 綺麗な丸 ” を
 またもらってきてほしいと
 思ってたけど、
 この子もそう思ってるのかな・・」

と考える機会を
このフレーズに与えてもらいました。



で、もうひとつのフレーズ、

♪完璧な自分を諦める勇気を
 ダメな自分も愛せる生き方を♪


の方ですが・・



昔、小学校の卒業文集の
寄せ書きのようなところに

『春風を以て人に接し、
 秋霜以て自ら粛(つつし)む』

と、校長先生だったか
教頭先生だったかが
言葉を寄せていたんですよ。



これは、
佐藤一斎という江戸時代の学者さんの
言葉らしいのですが、
ものすご~く簡単に言っちゃうと

「人には優しく、自分には厳しく」

ということだと思うんですよね。



この言葉を卒業文集で読んだ
小学校卒業時の私は、殊勝にも
「いい言葉だなぁ」
「自分もそうありたい」
と思ったんですけどね・・、

でも、
修行を積んだ徳の高い
お坊さんとかでもない限り、
実際には、
「人には優しく、自分には厳しく」
って難しいですよね。



だって、
「自分に厳しく」してたら、
そりゃ当然
「人にも厳しく」なっちゃいますもん。



「良い自分」でいたいと
頑張っていたら、
そうじゃない人を見たらムカつくし、

頑張らずにいい目を見てる人がいたら
ズルくて許せないと感じるもの。



でも、「良い自分」だったら、
人に対して寛容なはずだし、
ムカついたり、許せなくて
意地悪したくなったりなんて
しないはずなのに・・。



「良い自分」でいようと
頑張っているのに、
全然「良い自分」を
感じられない・・。

むしろ苦しくてたまらない・・。

何・・?この矛盾した状況・・?



「良い自分」でいようと頑張るほど、
「良い自分」でいられないって
どういうこと・・?



こういう状況・・
つらいですよね・・。



で、どういうときに
「良い自分」を感じられるかというと、
やっぱり「人に優しく」しているとき
じゃないかと思うんですよね。



だから、歌詞のように、
「良い自分」でいたいと思うほど
苦しいって状況なら、
「良い自分」で居ようと
自分に厳しくするのを
やめた方がいいのかな・・と。



そして、
人に優しくしたいなら、
自分にも優しくしてあげること
だと思います。



それが、
♪完璧な自分を諦める勇気を
 ダメな自分も愛せる生き方を♪

ってことなのかな、と。



ダメな自分を受け入れられれば、
ダメな人も受け入れられる。



自分のダメなところを
受け入れられれば、
人のダメなところも
受け入れられる。



そしたら、
人にも優しくできて、
「良い自分」を感じることもできる。



やっぱり
「良い自分」でいるためには、
人に対してだけじゃなく、
自分にも優しくすることが
必要なんですよね。



というか、
他の人よりも、まず先に、
自分に対して優しくしてあげること
ですよね。



ただ、これだけだと、

「自分に優しくしてると
 甘えたダメ人間になるんじゃない?」

という疑念が湧いてきて、

「いやいや、それではダメだ。
 私は努力して『良い自分』になる!」

と、結局、
自分に厳しくする方に
戻っちゃうと思うんですよね。



実際、自分に厳しくして、
自分を律して頑張らないと
成し遂げられないっていうことも、
いっぱいあると思いますし。



でも、
タンクに入っている水を
つぎ足すことなく、
くみ出すばっかりでは、
いつか枯渇してしまうように、
自分に厳しく頑張ってばかりだと、
自分の心も枯渇して、
人に優しくどころか、
頑張り続けることも
できなくなっちゃうと思うんですよね。



だから、
まずは自分に優しくして、
タンクに水を満たしてあげる。



そして、
タンクに水を注ぎながら、
必要であれば、
その水を汲みだして、
誰かにあげたり、
自分のために使ったりする。



つまり、まずは、基本として

「自分に優しく」

↓(だから)↓

「人に優しく」できる

↓(そして)↓

必要があれば
「自分には厳しく」

っていうのが、
苦しまずに「良い自分」でいられる
流れなのかなって思ったりします。



ということで、
「人には優しく、自分には厳しく」
の無理のない実践方法としては、
まず、最初に
「自分に優しく」してあげよう!
ってことですね。



夫や妻、子どもに対して、
「優しくしたいのにできない・・」と
へこんだり悩んだりしているなら、
まずは、自分に優しくしてあげて、

♪完璧な自分を諦める勇気を
 ダメな自分も愛せる生き方を♪ 


試してみるといいかもしれません。



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