私が「サレ妻」という言葉が嫌いな理由

鏡の前に座っている猫の置物


昨日、ユーチューブで
作業用BGMをかけようとしたところ、
最近よく話題になっている、
“ コンプレックス商材 ” の広告が
流れてきました。



昨日見たのは、
髪質改善をうたうシャンプーの
広告でしたが、
この前に目にしたのは
顔のシミとりクリームの
広告でした。



そのシミとりクリームの広告は、
「ひっどい内容だな・・・」と
半ばあきれる気持ちで
眺めていましたが、

その後、ネットで、

YouTube広告が「無法地帯」化
 アダルト、情報商材、怪しいサプリ…
 背景にコロナ禍か

YouTube「外見蔑視」広告に
 抗議の署名運動 
 体形・体毛など漫画で…
 発起人「人を傷つけることにも
 なるとわかって」

といった記事を目にして、
「あ~、やっぱり問題になってるんだ・・」
と認識しました。



上で引用した
ヤフー記事で述べられているように、
私が目にした広告も、

『漫画に声を当てた動画広告で』
『ある身体的特徴により
 周囲から冷遇されるものの、
 商品やサービスを購入することで
 その特徴が「矯正」され、
 人生が好転する』

というものでした。



シミ取りクリームの方の
ストーリーは・・・、


優しくて素敵なダンナ様と結婚して
幸せな生活を送っていたはずの
中年の女性が、ある日、突然、
ダンナが若くて可愛い女の子と
浮気をしていることを知ってしまう。


ダンナにそのことを告げると、
優しいはずのダンナは豹変し、
妻に向かって意地悪な表情で
「お前の顔はシミだらけ」
のような暴言を吐いて開き直り、
出て行ってしまう。


そして、妻は、
自分の顔をまじまじと鏡で見つめ、
ダンナの言葉通りの
自分の顔を確認する・・・。


みたいな内容でした。



うろ覚えなので、
ピッタリこの通りのストーリーでは
ないかもしれない上に、
「なんだ、このひどい内容・・」と、
途中で広告を
スキップしてしまったので、
その後、この妻が
そのシミとりクリームで
顔からシミを一掃して
夫を取り戻したのか、
それとも違う展開が待っていたのかも
分かりません・・。



昨日見た髪質改善シャンプーの方の
ストーリーは・・・


遠距離恋愛で
東京に彼氏がいる地方の女の子が、
彼氏の誕生日に、
彼氏に内緒で、
彼氏の家で手料理を作って
サプライズをしようと待っていたら、
夜も10時を過ぎたころに、
彼氏が髪のキレイな女の子を
連れて帰ってきて、
彼氏が浮気をしていたことを知る。


動揺した主人公は、
その浮気相手(?)に
「私は妹」とウソを言い、
そのまま雨の中、外に飛び出し、
「あの人の髪、キレイだったな・・。
 それに比べて私は・・・」
と落ち込むというストーリー。



「まぁた、この手のストーリーか・・」
とあきれつつも、
クセ毛の私は、好奇心をそそられ、
「ちょっと最後まで見てみるか・・・」
と、こちらは、とりあえず
話の終わりまで見てみました。



で、そのストーリーの続きとしては、
主人公の女の子は、
トータルで何十種類にも及ぶ
組み合わせの中から、
自分の髪質にピッタリのタイプを
カスタマイズできるシャンプーに
出会い、そのシャンプーによって
髪をキレイに生まれ変わらせて、
「キレイな髪が好き」という
新しい彼氏を見つけ、今は幸せ♡

という展開でした。



嬉しそうな主人公の
「彼は私の頭をポンポンしてくれます♡」
という最後のセリフには、
「おいおいおい・・」と
つっこまずにはいられませんでしたが、
その広告で流れている商品自体には、
不覚にも非常に興味を
そそられてしまいました。



というのも、
前述したように、私の髪は
けっこう強いクセ毛なのです・・。



子どもの頃から、
シャンプーのCMなどに登場する
女優さんのサラっサラの髪に
どれほど憧れたことか・・・。



「CMのシャンプーをいくら使っても、
 私の髪はあんな風にはならないんだ・・」

という残酷な真実を
理解したときの落胆は、
生まれながらのストレートヘアを
お持ちの方には到底分かりますまい 笑
 


うねらない、ひろがらない、
サラっサラな髪への羨望は
未だ捨てきれないままなので、
そのユーチューブ広告を
最後まで見てしまったことで、
商品誘導ページへの
クリックをしたい衝動に
強く駆られてしまった私・・。



でも、我慢しました。

「こんな広告に
 クリックをしてなるものか・・」

とその衝動をなんとか抑えました。



我ながらバカみたいですが・・ 笑



でもね、イヤなんですよ。
こういう広告。



何がイヤかって、
「顔がシミだらけだから」
「髪がキレイじゃないから」
浮気されたというストーリーがイヤ。



これって
「顔がシミだらけだったり、
 髪がキレイじゃなかったりすると
 浮気されちゃうよ~」
って言ってるのと同じでしょ・・。



ふざけたことを・・・。



そりゃね、
不倫・浮気をする方には、
する方なりのなんらかの言い分
っていうのはあるとは思います。
(それが「正しいか否か」
「説得的か否か」は置いておくとして)



中には、
妻に帰責されると思われるような
言い分を主張してくる場合も
あるでしょう。



でも、
そういう事由があったとしても、
不倫・浮気に走らない人は
走らないわけで、
「不倫・浮気をするか否か」っていうのは、
基本的には不倫・浮気をする側に
起因しているものだと思うんですよね。



何が言いたいかと言うと、
妻が〇〇だから
(シミがある・髪がゴワゴワしてるから)
相手に不倫・浮気を「される」
といったことではないんじゃない?
ということですね。



まぁ、相手が不倫・浮気を「する」と、
結果的にというか、立場的には
不倫・浮気を「された」側に
立たされてはしまうんですけどね・・。



だから(というわけでもないのですが)、
私は「サレ妻」という言葉も嫌いです・・。



それに、
そういったスタンスの方が、
夫婦でやり直すことになったとしても
負のループに
はまりにくいように感じるんですよね。



タイミングやめぐり合わせ、
そのときの状況や相性など、
さまざまな要素が絡み合って
物事は起きますから、
相手の不倫・浮気を、
件のユーチューブ広告のように
自分の魅力や特徴と
ダイレクトに結び付けて考えるのは、
短絡的に過ぎますし、
そのことが受けたダメージを
必要以上に大きくしたり、
ダメージからの回復をも
妨げるように思います。



そういう意味でも、
露骨で馬鹿げた悪趣味で
イヤな広告がはびこってるな・・
と感じる今日この頃です。



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