「つい責めてしまう・・」をやめる方法


前回の記事で、
「責める」行為は
「百害あって一利なし」なのに、
それでも責めてしまうのは
どうしてか?

ということについて
書いていったので、
今回は、「責める」のを
やめるための方法について
書いていきたいと思います。



まずは、
前回の記事でも書きましたが、
「責める」行為には、
害ばっかりで
何もいいことがない
ということを
理解することですね。



「相手から嫌われる」
といったデメリットが満載な上に、
「責める」ことには
何もメリットがない
ということが理解できれば、
あえてそれをしようとは
思わないでしょうし、
むしろ「やめた方がいいのかな・・・」
と思えるのではないでしょうか。



そんなふうに「責める」行為は
「百害あって一利なし」
ということが理解できて、
「責めるのはやめていこうかな」
と思えたら、次にすることは、
「私は相手を責めるのをやめる!」
と明確に決めることです。



そう、自分の中で「決める」って、
とっても大事なことです。
これがないと始まりません。



「私は相手を責めるのをやめる!」と
自分の心に宣言しましょう。



そして、「責める」のをやめる
トレーニングをしていきましょう。



で、具体的にはどうやって?
ということですが、
ペットをしつけるのと同じように、
自分の心をしつけていくイメージで
取り組んでみましょう。



犬を飼っている人は、
お散歩に行くときはリードをつけて、
誰かに飛びかかったり、
暴走させたりしないように
しますよね。



また、
「待て」などを教えて、
必要なときには、
「待て」をかけて、
犬の動きを止めたり
しますよね。



それと同じように、
自分の期待にそぐわない
相手の言動を見聞きしたりして、
思わず相手に
声をかけそうになったときには、
自分の心に「待て」をかけるんです。



そして、考えてみましょう。



「自分は何を相手に言おうとしているのか」

「自分が言おうとしていることは
 単なる文句か、それとも、
 今後の問題解決に役立つことか」

「言ってもしょうがないことを
 言おうとはしていないか」

「どんな感じの言葉や口調が
 口から出そうになったのか」



そして、考えてみた結果、

それが単なる文句だったり、

言っても問題が解決するわけでもない
嫌味や愚痴だったり、

罵詈雑言だったり、

自分のストレス発散のための
八つ当たりだったり、

ということが判明したときは、
スーッと息を吸ったら
それらを吐く息に換えて
フーッと吐き出してしまいましょう。
(はぁ~とこれみよがしのため息に
 ならないように注意)



そうではなく、
問題解決のための提案や
助け舟を出せそうであったり、
気づいたことを伝えたいときには、
その思いが伝わるように、
言葉や口調を選んで
それを伝えてみましょう。



だいたいにおいて、
「あなた」が主語になった声かけは
「責める」ニュアンスを帯びますので、

自分の心に「待て」をかけて、
言い換えた方がいいと感じたときは、
「私」が主語になるように
かける声かけを変えてみましょう。



たとえば、
①「なんで〇〇しないの?」よりも、
②「〇〇してみたらいいんじゃないかな」
と声をかけた方が、
相手は「責められている」感を
感じにくくなるということですね。



①②ともに、
主語は省略されていますが、

①で〇〇しないのは
「あなた」なので
①の主語は「あなた」であり、

②で〇〇してみたらいいと思っているのは
「私」なので
②の主語は「私」なんですね。



ここで、「あなた」と「私」の
区別が出てきたように、
実は、相手を責めてしまうのは、
相手と自分との間に
境界線がきちんと引けていないことが
原因だったりするんですよね。



だから、
相手と自分との間に
きちんと境界線が引けるようになれば、
自然と「責める」ことは
しなくなるんです。



実際、自分と相手との間に
境界線をきちんと引けるようになると、
ケンカやトラブルは
激減していくと思います。



ということは・・
「責める・責めない」だけでなく、
相手とのコミュニケーション全般に
効いてくることなので、
本当は、相手との間に
境界線をきちんと引くことを
身につけることの方が、
根本治療にはなるんですよね。



でも、
相手との間にきちんと
境界線を引いて・・ということを
腑に落としていくのは、
根本治療だけに、
一朝一夕には難しいと思うのです。



なので、
根本治療も視野に入れつつ、
まずは対処療法的に、
自分の心に「待て」をかけて、
「責めない」トレーニングを
積んでいくのがおすすめです。



ということで、
「相手を責めるのをやめる方法」
のまとめ。



1.「責める」行為が
  「百害あって一利なし」
  であることを理解する。

2.「私は相手を責めるのをやめる!」
  と自分の心に宣言する。

3.自分の期待にそぐわない相手の言動に
  思わず言葉があふれ出そうになったら、
  自分の心に「待て」をかける。

4.自分が口にしようとしていたこと
  について考えてみる

5.それが言わなくても
  いいことだったら、
  深呼吸して吐く息に換える。
  言った方がいいことだったら、
  主語を自分にして相手に伝える。



よかったら、試してみてくださいね!



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