それって本当に二択ですか?

ご相談を通して得られた「智」
ご相談を通して得られた「智」
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何か、直面している問題に対して、
どちらを選べばいいのか分からない
2つの選択肢で迷うことってありますよね。

 

夫婦の問題では、

「離婚をした方がいいのか」
「今の現状を我慢した方がいいのか」

の二択で迷う方が多いように感じます。

 

例えば、
「すぐ怒る怖い奥さんとの生活を
 我慢して続けるべきなのか、
 それとも離婚を考えた方がいいのか」とかね。

(何だか最近、
 このテのご相談が多いような気がします)

 

でもね、
本当にこの二択しかないのでしょうか・・・?

 

もし、これまでに重ねてきた努力が

「自分が我慢すればすむ話だから・・・」
「自分が我慢して
 平穏な生活が維持できるなら・・・」と、

” 現状を我慢する ” もしくは
” 現状をやり過ごす ” という
努力のみだったという方には、

思い悩んでいる二択の他に、

「二人の関係性を変える努力をしてみる」

という選択肢もあるんじゃないですか、
とお伝えしたいです。

 

「努力してみて、それでも、
 やっぱり変わらなかったら・・・?」

その時にこそ、
離婚の決心ができるのかもしれませんよね ^ ^

 

これまで我慢を続けてきて、

「我慢を続けた方がいいのか」
「離婚した方がいいのか」

で悩んでいるということは、
もう心が我慢することに
限界を感じ始めているってことです。


その心の声は、
無視しない方がいいですよね。

 

それでも、
世間体でも見栄からでもなく、

「このまま離婚してしまっても
 いいのだろうか・・・?」

と悩んでしまう。


もし、そうだとしたら、
それは無意識にかもしれませんが、
自分でも

「選択肢はまだ他にもある」

って感じているからなのかもしれません。

 

だったら、
その他の選択肢にトライすべし!
です。

 

怖いかもしれませんが、
「まだやっていないことがある」
と受け入れて、

「まだやっていないこと」を
「できること」から始めてみませんか。


究極の選択じゃないですけど、
選べない二択で思い悩んでいても、

答えが出ないままに、
時間だけが過ぎていっちゃうだけ
ですからね。

 

「これでよかったんだろうか・・・」
と思いながら関係を清算してしまうよりも、

自分で関係性を変える努力を
してみてから、

その上で結論を出す方が、
自分(の人生)に対する満足感や肯定感も
上がるように思います ^ ^

 

二択といえば、
「離婚すべきか」
「我慢すべきか」以外にも、

相手から理不尽な二択を突きつけられて、
どちらを採ったらいいのかで
思い悩むということも、
夫婦の間ではよく見られます。

 

夫婦の問題ではありませんでしたが、
私も以前に、

どちらも選びたくない二択を
突きつけられて
思い悩んだことがありました。

 

それは、
半分仕事で半分サークルのようなものに
所属していたときのことなのですが、

あるときに

「Aをしてください。
 もしそれができないのであれば
 Bをしてください。」

といった依頼が
メールで舞い込んできたときのことです。

 

「え、ちょっと・・・。
 AもBもイヤなんですけど・・・。」
としばらく思い悩み、

「あ~っ、
 でもBをするよりはAをする方がマシか。
 しょうがない・・・、
 Aをやりますって返信するか・・・」
と心を決めかけた瞬間、

「待てよ・・・。
 なんで、AかBをって勝手に決められて、
 私がそこから選ばなきゃなんないワケ?」

と私の頭が正気モードに戻りました。

 

で、正気モードに戻った頭で、

「大変恐縮ですが、
 〇〇の事情でAはお引き受けできません。
 Bについても、
 △△の事情でお引き受けすることは難しいです。
 大変申し訳ございません。」

と丁重にAもBもお断りしました。

 

正気モードって書きましたが、
いきなり二択を突きつけられると、

なんだかもうね、
「どちらかは選ばなくちゃいけないんだ」
っていう、

プチパニックモードに
なっちゃうんですよね。

 

私の場合は、両方とも
「え~、ちょっと困る」
っていうものだったので、
なおさらパニックモードに
なっちゃいました ^ ^ ;

 

私の例は、
ホントに軽いものですが、
夫婦間での二択となると
もっとずっと深刻です。

 

夫婦の間となると、
経済的なこともあるので、

本当に二択のうちのどちらかを
選ばざるを得ない場合もありますが、
それでも、

「本当に自分はその二択のうちの
 どちらかを選ばなくちゃいけないのか?」

「相手が提示した土俵に
 ホントに乗らなくちゃいけないのか?」

は、考えてみてもいいですよね。

 

そんな状況に置かれたときには、
プチパニックではなく
本当にパニックモードに
なってるでしょうから、
冷静な判断はできないかもしれません。

 

そんなときは、
信頼できる友人や専門家など、

ぜひ、
信頼できる誰かに
話を聞いてみてもらってくださいね。

 

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