不倫・浮気の発覚後、夫が「嘘つき男」にしか見えなくなったら…

ご相談を通して得られた「智」
ご相談を通して得られた「智」
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前回の記事では
夫の不倫・浮気が発覚したけれども、
夫婦でやり直すことを決めた場合に、
まず必要なことは

「溜め込んでしまった苦しい思いや
 辛い感情を吐き出すこと」

であるということをお伝えしました。

 

そうすると、
その「吐き出し」の相手として、
不倫・浮気をした張本人である夫に、
それを求めたくなってしまうけれども、
「それはやめた方がいいと私は思っている」
ということもお伝えしました。

 

それを受けて、今回は、
どうしてその「吐き出し」の相手として、
不倫・浮気の張本人である夫に
それを求めるのはやめた方がいいのか、
その理由をお伝えしたいと思っていたのですが…、

 

その前に、今回は、
この「吐き出し」をしないままでいると、
何が起こってくるのかを
先にお伝えしておこうと思います。

 

前回の記事でも触れましたが、
「吐き出し」をせずに
グツグツした感情やドロドロした思いを
抱え込んだ状態でいると、

夫を許して前向きに
取り組もうとしていても、
突然に気持ちが爆発して
相手を責めてしまったり、

本当は「昔のように仲良くしたい」
と思っているのに、
裏腹な行動に出てしまったり、

夫のことが「嘘つき男」にしか見えず、
ことあるごとに疑ってしまったり、

といったことを繰り返してしまいます。

 

最後に挙げた
「夫のことを疑い続けてしまう」という状態は、
「ものが歪んで見えるメガネ」
をかけている状態ともいえるかと思います。

 

もっとハッキリと言うと、
夫のことが「嘘つき男」に見えてしまうメガネ
をかけてしまっている状態ですね。

 

このメガネをかけていると、
夫のやることなすこと全てがウソで、
何かあるごとに「嘘つき男」が
また自分を騙そうとしているんじゃないかと
疑わずにはいられなくなるワケです。

 

でも、それも無理もないことなのです・・・。

 

信じていた夫の不倫・浮気という
ショッキングな事態に遭遇して
深く傷つけられたあなたは、
もう二度とこんなに傷つけられる
ことがないようにと、
自分を守るために
そのメガネをかけたんです。

 

「うかうかと夫を信じて
 また裏切られることのないように」と、
そもそも夫を信じることができなくなる
メガネをかけた。


信じなければ裏切られることもないですし、
そうすれば傷つくこともないからです。

 

でも、実際には、
そのメガネをかけていることで、
メガネを通して見える
「歪んだ現実」に傷ついてしまったり、
さらにどんどん疑り深くなって
夫を傷つけたりもするのです。

 

そうなってしまうと、
やり直しもなかなか前には進みません・・・。

 

この状態から抜け出すために、
もしくは、
この状態に陥らないようにするためには、
この「現実が歪んで見えるメガネ」を
はずすことが必要です。

 

で、この「現実が歪んで見えるメガネ」を
はずしていく方法のひとつが
「吐き出し」なんですね。

 

不倫・浮気からのやり直しに
「吐き出し」が本当に大切だってことを、
お分かりいただけたのではないでしょうか。

 

不倫・浮気にかかわらずですが、
「吐き出し」ていくことって本当に大切です。

夫婦の関係に問題や悩みが
生じているときというのは、
夫婦というものがすごく近しい関係だけに、
かかってくるストレスも
相当に大きなものになります。

 

たまにではありますが、
触れたら爆発するんじゃないか
というくらいストレスやモヤモヤを
溜め込んでいそうな方にお目にかかったり、
電話でお話をすることがあります。

 

でも、そんな状態では
自分の思いだけでいっぱいっぱいで、
やり直しどころじゃないですからね。

 

そういう場合にまず必要なのは、

相手に誓約書を書かせるには
どうしたらいいのか・・・

といった、「相手をどうにかしよう」
とすることではなくて、
まず自分の中で溜めに溜め込んだものを
「吐き出し」てしまうことです。

 

そうして、自分の中に、
何かを受け入れられる余地を
作ってあげること。

 

まずは、そこからです。

 

で、やっと、ここで、
「吐き出し」の相手に、

不倫・浮気をした張本人である夫を
求めない方がいいですよ、

という冒頭のテーマに戻ってきました ^ ^ 

 

ということで、次回こそは、
夫を相手に「吐き出し」をするのは
やめた方がいい理由について
お伝えしていきたいと思います!

 

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