結果は気になるけれど…それよりも意味のある手紙の使い方

 

私は、
そんなに頻繁にではありませんが、
手紙を書くお手伝いを
仕事としてお受けすることがあります。

 

手紙っていうのは、
メールを含めてのちょっとしたものから、
内容証明郵便のような改まったものまで、
いろいろとありますが、
どんな場合でも、出す方としては
その結果がとても気になるものですね。

 

でも、手紙の意義っていうのは、
出したことによって起こる結果よりも、
それを書く(作る)過程の方に
あるのではないかなと感じています。

 

だってね、手紙っていうものも
相手のある行為ですからね。

相手によって結果が左右されるのは
避けられないわけですよ。

 

どんなに心を尽くして、
真摯な気持ちで誠実な手紙を書いたとしても、
相手にそれを受け取る気持ちや
素地がなければ、
書き手が期待するような結果が
得られないことは
普通に起こり得るわけです。

 

期待するような結果どころか、
出した相手が
「何かあったら揚げ足を取ってやろう」と、
こちらの失点を探そうと
待ち構えているような人であれば、

どんなに心を配った書き方をしても、
そこにアラを探されて
言いがかりをつけられることだって
あるでしょうしね。

 

だからこそ
作成にベストを尽くす必要はありますが、
手紙を出すときには、

「手紙というものは、
 相手によって左右されるもので、
 期待した結果を
 必ずしも出すようなものではない」

ということを分かっておかないと
いけませんね。

 

私が、手紙を書くことを
仕事としてお受けする場合には、
(今では)そのことをしっかりと
お伝えするようにしています。

 

昔、高校の歴史の授業で、
5・15事件で当時首相だった犬養毅が、
自分を襲った軍の将校に
「話せばわかる」と声をかけたけれども
「問答無用」と銃撃された、と教わりましたが、
ホントに「問答無用」な人、
「話してもわからない」人、
「話が通じない」人っていますからね・・・。

 

そういったことからも、
手紙の意義というのは、
相手によって左右されるかもしれない結果よりも、
それを書く(作る)過程の方にある
のではないかなと、思うわけです。

 

私が、
仕事で手紙を書くお手伝いをするときで、
その手紙に気持ちを伝える要素が
含まれている場合には、
ご依頼者様のお話を
じっくりとうかがった上で、
ご依頼者様にも下書きをしてもらいます。

 

気持ちを伝える要素が
含まれている手紙を作るにあたっては、
「じっくりとお話をうかがう」ことと
「ご依頼者様に下書きをしてもらう」
ことの両方を私は必要としています。

 

どちらかだけではダメで、
お話をじっくりとうかがった上で、
その方が書かれた下書きを見ることで、

その方が本当に思っていること、
本当に相手に伝えたいことなどが
私の中でだんだんと
形になって姿を現してきます。

 

その現れてきたものを、
手紙という形にしていくわけですが、
そうやって出来上がった手紙を
ご依頼者様が手にすると
どうなるかといいますと・・・。

 

「そうそう、私が言いたかったのは
 こういうことなの!」

と、気持ちが落ち着いて
相手のことを考える余裕が出てきたり、

先の結果を思い煩うのをやめて
前に進むための勇気(元気)を
取り戻したりされるのです ^ ^

 

多分ですが、
自分でもよく分からなくて
モヤモヤとしていたものが

「そうそうコレなの!」

という形になることで、
それを外に吐き出すことが
できるんでしょうね。

(ちなみに、私が仕上げる手紙は、
 書いていただいた下書きを
 かなり作り直しちゃいます。)

 

吐き出しって本当に大切です。

吐き出すことなく、
溜め込む一方だと、
いつか爆発しますからね。

 

爆発しなくても、
溜め込んでばかりだと、
自分の心にスペース(余裕)が
なくなってしまうので、

人の話を聞き入れる余地も、
人の思いを受け入れる余地もなくなって、

頑張っているはずなのに
なぜか空回りしてしまうという状態に
陥ってしまうこともあります。

 

手紙は、
そういうモヤモヤの吐き出しや、
自分の思いを確認するといった、
自分の気持ちを整理するためのツールとして、
かなり有用なんじゃないかなと感じています。

 

そういう効果を狙って
手紙を書くとしたら、
その手紙は必ずしも
相手に出す必要はないですよね。

 

そういう意味でも、
手紙を書くことの意義は、
やっぱり、
出したことによって起こる結果よりも、
それを書く(作る)過程の方に
あるんだろうな・・・と思うのです。

(出してみていい結果が出たら、
 それに越したことはないんですけどね)

 

まぁ、でも、手紙を書くって作業は、
いざ取り組もうとすると、
なかなかに面倒臭いものがあるので、

誰かに出す予定もなく
自分の心の整理のためにってだけでは、
なかなか取り組む気には
なれないんですよね・・・。

 

もし、そういった取り組みに、
伴走が必要でしたら、
ぜひ、ご相談くださいね。

 

と、思わず自分の宣伝で〆てしまいましたが、
手紙については、
夫婦関係修復のためのツールとして
利用しようと考えている方も
いらっしゃいますよね。

 

次回は、
手紙を夫婦関係修復のツールとして
使おうとする場合の注意点
について
お伝えしていきたいと思います!

 

 

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