イライラの原因と対処法(内側編その1) – 心の中に巣くうもの –

赤いハートをチクチクと刺している何本もの矢印

前回の記事では、
(『イライラの原因と対処法(外側編)』)

内側と外側に分けたら
外側に起因すると思われる
イライラの原因とその対処法について
考えてみました。



今回は、内側に起因すると思われる
イライラについて
考えてみたいと思います。



ここで外側、内側という言葉を
使っていますが、

外側とは、
前回の記事でも書きましたが、
負荷がかかりすぎなどの
キャパオーバーといった
置かれている状況や周りの環境のこと、
体調不良や病気といった体のことなど、
物質的なニュアンスの
イライラの要因を指してます。



これに対して、内側とは、
イライラを感じるその人の
心の中を指してます。



なので、
発生したイライラが
内側に起因するということは、
そのイライラを感じている人の心の中に、
イライラを発生させる要素が
あるということですね。



あ、でも、これはべつに、
「イライラを感じるのは、
 イライラを感じる人に原因があるからで、
 イライラを感じる人が悪い」
とか言っているわけではないですよ。



で、内側に起因するイライラも
2つに分けると、
より分かりやすいな~と
思ったりします。



まず、ひとつ目は、
「誰か」や「何か」に対して、
抱いている期待が
自分の中にあるという場合。



この期待が実際の現実とずれると
(自分の期待通り、思い通りにいかないと)
まぁ、イラっときますよね。



そして、ふたつ目は、
自分の中にある、
無価値感や欠乏感・不足感、
被害者意識や自己否定感、
罪悪感などが、
「誰か」や「何か」によって
刺激される場合。

(まぁ、これらがあるから、
 それを埋めるために誰かや何かに
 現実以上の期待を抱く
 ともいえると思うので、
 ひとつ目とふたつ目は
 切り離せないのかもしれませんが・・・)



誰かの言動などによって、
自分の中に巣くっているそれらが
刺激されたとき、
イライラや怒りを感じちゃうんですよね。



でも、
このふたつ目のイライラを
感じているときは、
自分の内側にある要素が
イライラの原因となっているかもしれない
なんてことは少しも思わず、
イライラの原因はもっぱら
相手の言動にあると感じていることが
ほとんどなんじゃないでしょうか。



「思いやりがない」
「失礼だ」
「感謝がない」
「そんなことを言う(する)べきではない」
「そんなことを言う(する)のはおかしい」
「自分ばっかり」

とか、そんな感じですかね。



まぁ、人が上記のように感じるだろうと
一般的に思われるような言動は
控えるべきだということが、
まずは原則だとは思うんですけどね・・・。



それでもね、
同じことを言われたりされたりしても、
イライラしたりムカついたり
しない人もいるわけですよ。



ということはですよ、
往々にしてイライラさせる方が悪い
(大雑把に言って)
ということはあるにしても、

「イライラ」というものは、
少なからず、
何かを言われた(された)側にも
それを発生させる要素がある、
ということになりますよね。



こういう、
あんまりイライラしたり
ムカついたりしない人っていうのは、
一般的には「器が大きい」とか「寛容」
といったように言われていると思うのですが、
こういう人たちっていうのは、
ひどいことを言われたりされたりしたときに、
どうしてイライラしたり
ムカついたりしないんでしょうね?



それは、多分ですが、
自分の中に巣くっているもの
(上述した無価値感とか被害者意識とか)
が少なかったり(ほとんど
無くなっちゃってる人もいるかも・・)、
あってもそれに気づいているので、
相手の言動によって
無自覚な刺激を受けないから
だと思います。



無自覚な刺激を受けないでいられると
どうなるかと言うと、
それを自分に関する問題として
受け止めるのではなく、
純粋に相手の問題として
受け止めることができるんですよね。



「あぁ、この人は、
 こんなことを言う(する)人なのね」と。



あとは、
そんなことを言う(する)人との
関係性や距離感をどうするか、
という問題(これは自分で考える問題)になり、

関係を断ってしまっても
問題のない相手であれば
断ってしまうこともあるでしょうし、

関係を断てない相手であれば、
どういった距離感でつきあっていくか
ということを冷静に考える
ということになるでしょう。



その人が大切な人であるならば、
相手がそんな言動をした
意味や背景を理解しようと
努めることもあるでしょうし、

理解できなくても慮ってあげることで、
相手との関係や距離感を変えることなく、
つきあっていこうとすることも
あると思います。



なぁんて、
こんな聖人君子みたいなことを
書いてますが、
私の心の中にもいろんなものが
巣くってますので、
私自身は、しょっちゅう
他人の言動にイライラしたり
ムカついたりしてます ^ ^ ;



でも、これに気づいてからは、
そこに対する無自覚さが
なくなったので、
かなりイライラやムカつきが
減ったのも事実なんですよ。



ってことはですよ・・・
イライラさせられる相手を変えようと
ストレスまみれで頑張るよりは、
自分がそこに自覚的になっていく方が、
早く楽になれるってことですよね。



で、そうすると、
「そこに自覚的になっていく
 ためにはどうしたら?」
ということになっていくかと
思うのですが、
私がお勧めだなぁと思うのは
「断捨離」です。



不要な物をただ捨てたり、
メルカリに出したりする
という意味での断捨離ではなく、
ちゃんとした「断捨離」ですね。



住まいという
自分の身の回りの空間には、
自分の心の中が
映し出されているんですよね。



そこにあふれているモノたち

意識することなしに
そこに堆積させたモノたち



「自分」と「今」を軸にして、
それらのモノと自分との関係を問い直し、
それらに始末をつけていく過程の中で、
自分の心の中に巣くっているものに
気づいていくことができる。



「断捨離」って、
本当に「すごい・・・。」と思います。



夫や妻の言動に、
イライラ、ムカムカしっぱなし、
言っても変わらない相手
言っても理解してくれない相手に
もうウンザリ・・・
という場合でも、
無自覚だった自分の心の内側に
自覚的になることで、
だいぶラクになるかもしれません。



もしピンとくるところがあったら、
断捨離以外の方法でも、
何でもいいと思いますので、
自分の内側をみつめてみてくださいね。



次回は、
2つに分けた
内側に起因するイライラのうちの、
ひとつ目として挙げた

「『誰か』や『何か』に対して、
 抱いている期待が
 自分の中にあるという場合」

について書いていきたいと思います!



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