門前払いからは「不信」しか生まれない


私は、行政書士でもあるので、
離婚の際の公正証書の作成を
サポートするお仕事もしています。

 

で、ある方から公正証書の作成サポートで
ご相談をいただいた件について、

「果たしてこの決め方で、
 養育費について公正証書による
 強制執行をかけることってできるのかな?」

と疑問に感じた私は、
まずはよく作成をお願いしている
公証役場の先生にお尋ねしてみました。

 

すると、
「その内容で、公正証書による強制執行を
 かけられるかはちょっと微妙ですね。
 裁判所の方がどう判断するかによるかな…」

というアドバイスをいただいたので、
裁判所の関連する部署の方に
お尋ねしてみることにしました。

 

代表の番号にお電話をして、
担当の方に取り次いでいただいたのですが、
まぁ、ビックリ!!


何にビックリって、
その担当の方の感じの悪いことと言ったら、

久々にかなりビックリ
させていただきました(笑)

 

最初は、普通だったのですが、
私が質問したいことが

「既に作成済みの公正証書によって、
 実際に強制執行をかけるため」

の質問ではなく、

「これから作成する公正証書の内容について」

の質問だと分かった瞬間から、
相づちも無くなってしまい、
話しづらいことこの上ない状態 ^ ^ ;

 

で、
私が言葉を継ごうとして
息をついだ瞬間を引き取られて、

「実際に作成した公正証書が
 今あるわけではないんでしょ?
 じゃ、そんな仮定の話になんか
 答えられませんよ」

と、けんもほろろ。

 

いやいや、仮定の話でも、
あらかじめ確認しておきたいことが
あるんですよ、

と質問の意図を話している私に、
次にその方が投げかけてきたのは

「おたく、どういう方?」
という質問。

 

それに対して、
「私は、行政書士です。」
と答えると、

その方は鼻から息を吐くように
フッと笑ってから

「行政書士さんなら、
 ちゃんと執行できるものを
 作ってきてくださいよって話ですよ」

と小馬鹿にしたように笑いながら一言。

 

いやいやいや、
だからちゃんと執行できるものを作るために、
あらかじめ、
こちらに確認の電話をしてるんでしょ (-_-;)

 

「なんなの、このクソオヤジ・・・」
と思いつつも、

私も仕事で電話をしてるので、
必要な情報を得る前に
「もういいですッ!」
と電話を切ってしまうわけにもいかず ^ ^ ;

 

改めて、
こちらに電話をした意図や経緯をお伝えし、

「とりあえず、
 お話だけでも聞いていただけませんか?」
とお願いしてみたところ、

やや憮然とした感じではあるものの
「いーですよ」
とお答えくださったので、

そこからやっと、
本題の話に入ることができました。

 

本題に入ってからは、
話も噛み合うようになり、
聞きたかったことについての回答ももらえ、

最後の方は、
さっきまでのイヤミな態度は
すっかり鳴りを潜めて
プラスαの情報までいただけたので、
結果オーライではありました。

 

プラスαの情報までいただけたことには
私も本当に感謝で、
電話を終える前には

「大変勉強になりました。
 ありがとうございました。」
とお礼を申し上げました。

 

でも、考えてみれば、
この方も最初から普通に
お話を聞いてくだされば、

一瞬でも他人から
「クソオヤジ」
と思われることもなかったんですから、
これって「損」な対応ですよね。

 

その方には、
「これは自分が対応する話ではない」
という思い込みや、

「仮定の話に答えて、
 後で何か言われたら困る」

といった予防的な意図があったんだと思います。

 

きっと、
そういった思いこみや予防的な意図も、
これまでの経験などによって
培われてきたものでしょうから、

それらも、ある意味、
真っ当なものなのかもしれません。

 

でもね~、
門前払いする前に、
とりあえず話くらいは
聞いてみてくれても
いいんじゃないかと思うんですよね。


だって、
聞いてほしい方は、
「必要だから」
わざわざ話そうとしてるんだもん。


聞いてみなきゃ、
本当に聞く必要がないか、
聞く価値がないかなんて
分かんないでしょ。

 

ふとね、この方、
家庭で奥さんに対してはどうなんだろう・・・
って想像しちゃいました。

(完全に余計なお世話ですけどね ^ ^ ;)

 

奥さんが話しかけたり、
相談を持ち掛けたりしてきても、

自分の思い込みを発動させて
「その話はもういいよ」
と門前払いをしたり、

「フッ、そんなことも分かんないのか」
と小馬鹿にしたりしてるのかな・・・と。

 

もし、家庭でもそんな調子なら、
奥さんの方もとうに諦めて、
話しかけたり相談したり
しなくなってるでしょうけどね・・・。

 

ていうか、
結婚しているとも限らないですし、
完全に私の妄想の世界での話ですが ^ ^ ;

 

でも、
「とりあえず話だけでも聞いてみる」
って夫婦の間でも
大切なことのように思います。

 

「そんなことは分かってる」
「どうせいつも同じ話だ」
「聞いたってしょうがない」

そういった思い込みから、
相手の話を門前払いで
拒否してはいませんか?

 

話を聞くことは、
あなたの時間を費やすことですから、
それが苦痛のときもあるかもしれません。



でも、門前払いからは不信しか生まれません。

 

相手は必要だから、
あなたと話をしようとしています。


それは、
相手にとって必要なだけではなく、
二人にとって、
もしかしたら、あなたにとっても
意味のある話かもしれません。

 

あ、でも、
コレは夫婦の間や
あなたにとって大事な人が
「相手」の場合のお話ですからね。


要らないもののセールスや、
詐欺につながるような勧誘の場合には、
キッパリと門前払いしてくださいね ^ ^

 

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