今日は、私が考える
「結婚生活に向いていないと思われる人」
について、書いていこうと思います。
私が考える
「結婚生活に向いていないタイプの人」
は、ズバリ!
「損をしたくない人」
「時間、お金、労力といった
自分のリソースを
自分のためだけに使いたい人
(人のために使う気がない人)」
ですね。
だってね、結婚生活なんて、
「損」か「得」かで考えたら、
きっと「損」に感じること
ばっかりですよ(笑)。
あ、でも、「損」って言っても、
お金だけの意味ではないですよ。
「なんで私ばっかり・・」
「こんなにやってあげてるのに・・」
「家計の負担割合が平等じゃない!」
とかね。
時間の経過とともに
状況も変わっていく結婚生活の中では、
特にそれが強く感じられてしまう時期
っていうのもあるでしょうし・・・。
でも・・・
その「損」や「面倒くささ」を
引き受けるからこそ、
自分のリソースを提供するからこそ、
楽しいこと、嬉しいことも
受け取れるんですよね。
つまり、
結婚生活における
「損」や「面倒くささ」と
「幸せ」はコインの裏表のように、
表裏一体。
「損」や「面倒くささ」は
要らないけど、
「幸せ」は手に入れたい
っていうのは
叶わないってことですね。
「損」や「面倒くささ」を
「い~らないっ」て捨てれば、
「幸せ」も一緒に捨てることになる。
とは言ってもね、
自分の状況や
その時の関係性などが影響して、
「損してる感」を
強く感じてしまうこと(時期)
などはあるので、
そんなふうに感じてしまうこと自体が、
必ずしも悪いとか
結婚に向いていない
とかいうわけではないです。
でも、
その傾向を強く持っていたり、
そういった感覚に陥りやすいのは、
私がご相談を
お受けしてきた感触からいえば、
女性よりも男性の方が
多いように思います。
なんでなんでしょうね・・・?
その理由を考えてみますに、
女性の方が自分のリソースを
提供して当たり前のような状況に
置かれていることが
多いからですかね・・・。
例えば、
子どもの頃の話などでは、
「家のお手伝いも男兄弟は
何もやらされていなかったのに
女の子の自分だけは
いつもやらされていた」
とかいうのはよく聞く話ですよね。
他にも、
子どもを産めるのは女性だけですけど、
赤ちゃんがお腹の中にいるときの栄養や、
新生児の時などの献身的なお世話など、
赤ちゃんが育つにあたって
自分のリソースを提供することなんて、
イヤもなにも
選択の余地すらないですからね。
そんなことを思ったりすると、
結婚生活を維持するにあたって、
男性の方が女性よりも
自分のリソースを提供することに
抵抗が大きいのも
分かるような気はします・・・。
まぁ、でもね、
自分のリソースを提供するのが
イヤだって男性の方は、
それはそれで、
別にいいんですよ。
困るのは、
そういう男性と
結婚しちゃった女性ですよね。
自分は相手と一緒に
コインの裏を受け入れて
幸せになる覚悟は十分にあるのに、
相手の男性が
コインの表だけは受け取るけど
裏を受け取ろうとしない、
もしくは、
裏を受け取るのがイヤなために
コインそのものを
「もう要らない」
って捨てようとする・・・。
そうなると、
そういう男性と
結婚しちゃった女性は
途方に暮れるわけです。
でもね、
そういう男性も自分の評価や
報酬に繋がる分野においては、
熱心に自身のリソースを
提供してたりするんですよ。
そう、ポイントは
「自分の評価や報酬に
繋がる分野においては」
ってとこですよね。
だから、
評価や報酬に繋がらない
家庭でのリソースの提供を
求められると
「やってられない」
と不満を感じてしまう・・・。
もちろん、
その傾向を強く持つ男性は
全体から見れば
少数かもしれませんが、
その少数に
当たってしまった女性にすれば、
やりきれないですよね。
「一緒にいても幸せになれない」
そんな男性を増やさないために、
私たちにできることって
何があるんでしょうか?
ひとつ思いつくのは、
子どものうちから
自分が属する家族のために、
何かお手伝いをさせることですかね。
できれば、
それを評価や報酬に
結び付けない形で。
「あなたは勉強だけして、
いい成績を取って、
いい大学に入ればいいのよ~」とか、
(今時、こんなコト言う人は
いないかもしれませんが・・・)
「〇〇やってくれたら、
△△買ってあげるわよ」とかは、
ちょっと危険な気がします・・・。
そうではなくて、
自分が属する家族のために
自分のリソースを提供するのは、
家族の維持のために必要なんだよ。
それは家族のためだけじゃなくて、
自分が幸せを感じるため
=自分のためでもあるんだよ。
ということを、
小さいうちから
体感させていくことができたら、
将来大人になったときに、
裏と表があることを分かった上で
コインを受け取ることができる
=幸せを感じられる結婚生活を
送れるようになるのかな、
と思ったりします。
将来、
自分の息子と結婚した女性を
不幸にしないために、
自分の息子も
幸せな結婚生活を送れるように、
世の男の子を育てるお母さん、
一緒に頑張りましょう~ ^ ^ /